いよいよ夏が始まりますねぇ
みなさんはいかがお過ごしでしょうか?
どんも、頭の中が大自然なかなちゅうです
金曜日の夜に岐阜を出て、奈良県吉野郡天川村の大峯山へ行ってまいりました
古くから修験道の聖地で、厳しい山岳修行はテレビでもたまに放送されてるくらいのもの
吉野から熊野につながる峰の総称が「大峯山」
なんと、ここは世界遺産に登録されています
今も日本では、女人禁制を守る唯一の山としても有名なこの山へ一度は来てみたいと思いついにその日を迎えました
登山コースは行者還トンネル西口コース
トンネルの脇に停めるスペースがあるけど、ここも人気の山みたいで休日は溢れかえると聞いてたので前日より奈良へ向かいました
このトンネル一体にはトイレはありません
そんなコト、事前にちゃんと調べてあるかなちゅう達は最後のトイレのある「道の駅 吉野路黒滝」で車泊
そこから登山口までは車で約30分なので、逆算して3:30には起床し出発しました
しかし、突然夜中に雨が降り出した・・・
さすがこの地方は雨が多いだけある・・・
4:30頃到着したが、雨がやむ気配がないのでしばらく仮眠をとるも、周りはぞくぞくと準備をして登り始めようとしてる。
さて、わたしらも行きますか。
6:30、富士山以来のレインを来ての出発です
ここからスタートし、弥山(みせん)へ行き、そこから八経ヶ岳を目指す
なぜなら、「山上ヶ岳」が女人禁制でそこを避けるとここのコースになる
そして、たくさんの山の総称が「大峯山」といったが、目指す八経ヶ岳が近畿最高峰の標高1915mである
みんなレインを着てのスタート
そして、結構急登なの、ここ
しかも1時間くらい続くゎよ
歩き始めて20分頃、なんと雨がやみました
急登でえらいのもあって、休憩がてらレインを脱いで軽装で登山再開
その1時間を超えるとこの「奥駈道出合」に着く
弥山(みせん)2時間。
「弥山まで、まんだ2時間もある・・・」
そぉ感じさせる程、今回の登山は湿度にやられた
そらも徐々に明るくなり、青さも広がり気分的にも上がってきました
この弁天の森を進む
すると聖宝ノ宿跡という場所へたどり着く
ここから「聖宝八丁」というまたもや急登が続くけど、木道が所々で整備されてるので割と歩きやすい
しかし、トイレが近いでおなじみのかなちゅう。
ここでトイレに行きたい事情に悩まされる
楽しそうに登るお父さんたち(60代後半)に弥山小屋トイレまでどのくらいかかるか深刻に訪ねた。
「まだ1時間くらいあるよ」
楽しそうだ。
力を振り絞り、その急登とやらをまたひたすら登り続けます。
深めの事情を抱えながら・・・。
トイレのコトを忘れながらも、絶対忘れられない気持ちを落ち着かせながら歩く急登は景色があまり楽しめない
空はすっかり晴れ、緑がまぶしい
そして一旦開ける場所がある。
そこまではひたすら林道を歩き続けなければならないが、この景色を見ると頑張ろうと思える
相変わらずの腰痛に悩まされるかなちゅうですが、この山は言われる程かなちゅうはしんどいと感じなかった
シーズンになると毎週山を歩いているからか、慣れてきたようだ
そして急な階段を上がると、かなちゅうにとっては神の聖域(トイレ)が見えます
うふふ
安心したら、なんだか急にもよおしがなくなったゎ
でも念のため行ってきたゎ
すんげーーーーーーキレーーーーーーーーーなんですけどっ
下手したらその辺の道の駅とかよりもキレイ
噂ではまだ最近出来たらしい
100円でとてもキモチいトイレに入れました
そしてここがどぉやら弥山です
この鳥居をくぐって2分くらいで弥山山頂へ着きます
さらにこの写真左側に分岐があり、ここから八経ヶ岳へ向かいます
目指す山頂は、あの山です
弥山から一旦下ります
だいぶ下ります
だいぶ下りますので、そこからだいぶ登ります
弥山小屋から八経ヶ岳山頂までは約30分
途中、切り開けたところがいくつかありますが基本は林道の中を歩くばかりです
日陰に入ると、まだ涼しいのですがこの日は日差しもかなり強く雨も降ってたので湿度がヤバイ
その分、空の青さは素晴らしい
途中、鹿の食害対策で柵があるので気をつけてね
その柵を閉めて最後の登りの階段です
行者還トンネル西口から3時間、八経ヶ岳山頂に到着
山頂は、少々狭いです
そして見えますでしょうか
小さな小屋がさっきかなちゅう達がいた弥山小屋です
そしてその小屋の左上の平らな山が女人禁制の「山上ヶ岳」です
360度ぐるっと見渡すことができました
山頂では楽しみの1つ、出会った方々とお話することだが相変わらずの九官鳥かなちゅうは人見知りしない性格
誰とでもバンバン打ち解ける
すると、山頂を訪れたほとんどの方が百名山を目指しているとのこと
ちなみに山頂で出会った東京からの御夫婦は東京へ帰るついでに伊吹山へ登るとのことで道や所要時間などを尋ねられたが、どぉやらピークハントが目的の様で、3合目に車を泊めて登るとのこと
せっかくなんで、9合目まで車で行ける旨を伝えておいた
楽しい時間はアッという間
みなさんはそれぞれ目指す方向へと散っていき、かなちゅうもピストンなので来た道を戻ることに
弥山小屋で小腹を満たし、再び駐車場を目指した
この辺りで10時頃だったが、続々と上がってくる人達・・・
空はこんなに青く暑いのに
途中、トイレ事情でお世話になったお父さんたち(60代後半)に再会したので、お礼を言う
「あおとーさーーーんトイレ、無事行けましたーーーーー」
「おめでとーーーございますーーーーーーー」
大変、喜んでくださいました
そして歩くこと2時間強、朝には雨であまり気にならなかった沢も今はキラキラ輝いてる
そして、2時間30分かけて下山完了
やっぱりすごい青空
さすが晴れ女
そしてやはり予想を超えた駐車場の車の数・・・
甲武信ヶ岳の時同様、この列が今回は200mくらい続いていた
帰りは、みたらい渓谷の近くにある「洞川温泉」へ
源泉使用だが、かけ流しでないことと、加温加水塩素臭ありですが疲れた体を癒すに登山後の入浴は欠かせませんねぇ
そして帰りはいつも通り、ここのご当地をと思ったが奈良はなかなか思いつかずでかなちゅうの唯一のグルメと言えば「天理ラーメン」こと彩華ラーメン
「彩華ラーメン」の看板発見
にんにくがきつめのスタミナラーメン
名古屋の万馬にもあるゎよ
このままのんびり帰路へ向かい無事岐阜へは夜21時頃到着
即、就寝
何度も言うけど、ここはまず岐阜のかなちゅう邸からは高速で亀山まで行き、そこから東名阪に乗り、その後名阪国道で2時間程走るのでかなり奥まったところにあるのでアクセスが大変しにくい
その上、雨が多いことでも知られるエリアなだけに、なかなか読めない
同様大台ケ原山も近隣にあるので、かなちゅうは単発でどっちも行ったけど、まとめて行く人が多いことも事実
世界遺産「大峯奥駈道」の一部で歴史ある山岳修行の本場の山として知られてる「大峯山」に一度行ってみてはいかがでしょうか