雨飾山後編です。
ガスっている山頂なので、せっかく時間もあることだしのんびりしてみようと思います。
山頂でのんびりするのは実にいつぶりだろう。
前回の鳳凰三山はサラ~っと行かないとケツカッチンだったので余裕なかったけどこの日はまだ朝8時だっ
奥にお地蔵さんあるのわかるかしら?
山頂で出会った方が、言うに
「あれは安産だったか、縁結びだったか、結婚だったかなんだかの神様やよ」とのこと。
全力で、駆けつけてみた。
そして、全力で現在の思いの丈をぶつけた。
それが例え走り去る時に笑われてようと、お年頃のかなちゅうには構わない。
さて戻り、大量の虫と一緒に朝ごはんをしようではないか
ラーメン煮てる間に晴れるもんだから、吹きこぼれちゃったりしたけど、無事、うまいラーメンを食べました。
虫が寄ってくる
「お前らに食わせるラーメンはねぇっ!!」
ん?
どっかで聞いたことある。
さて、山頂の景色も楽しんだしラーメンも食べたし、噂によると10人、20人のパーティが3組くらいあがってくるとかなんとかという話なので、そろそろ下山します。
9:10下山開始です。
と同じくらいに一気にまず20人くらいあがってきたので、ここからはすれ違いに気をつける。
道も狭いし、急な下りなので滑らないよう慎重に行きたい。
下山を供にしてくれた方は、雨飾山に何十回と来てるみたいで登りも驚異のタイム1h56minできた方。
「下山は、登りと同じくらいゆっくり時間を掛けてくだる。急いだってしょうがないからね!」
いやいや、下山が仮に登ったタイムの1h56minだったとしても早すぎるんですけど・・・
かなちゅうは
「わたし、本当に遅いので抜いって構いませんので」
と促す。
だって、そんな速いタイムで降りれるわけないじゃんっ
あたし登り2h56minだから同じくらいかけたって2h56min
まぁ、考えないでおこう。
そして、その方が教えてくれた。
荒スゲ沢がこんなに見えるなんて。
これを撮らないなんて末代までの恥だ!と。
撮ってみた。
これで、末代に影響がなさそうだと確信。
山頂にも長く居て、結構楽しんだ。
帰りに荒スゲ沢を通ったら、なんだか行きよりも落石が増えてる気がするんですけど・・・
その方のお話はとても面白く、たくさん笑わせてもらいました。
途中、何度も置いてっていいですよと伝えてますが
「良いペースだよぉっ!!」
スクールウォーズかっ(笑)
かなちゅうは、かなりペース上げてますが・・・
足元のぬかるみなどからお互い何度も滑り落ちたりとそちらもそれで危険を伴いましたが大事にいたらなくて本当に良かったです。
最初の木道にまで戻ってきました。
かなちゅうは下山ですが、息切れすごいっす。
水芭蕉跡まできたのでもぉすこしです。
1h56min(笑)
その方は、登りと同じタイム。
かなちゅうさんは、驚異のタイムをたたき出し、この登山は予定よりトータルで2h30min程早目に終了となった(笑)
駐車場にはホースと立派なブラシが置いてあるので使わせてもらいドロドロのゲイター、靴、ストックを洗う。
LEKIのゴムキャップ、ぬかるみでなくしたらしい
マジでショックです。
ちなみにかなちゅうの軽自動車での寝床。
ボルダーマットを置いてけばよかったと後悔(笑)
これも片付けて帰路の準備へ。
「剱早月尾根で会いましょう(´∀`)ノ」
と、本当に元気な方でしたが、楽しい時間をありがとうございました。
帰ろうと思い車に乗ったら、なんと雷雨・・・
まだ登り始めた方もいたくらいなのに、みなさん、お疲れ様です。
と、心でラッキーガールを核心しながら帰りは狙っていた小谷温泉「山田旅館」
浴槽のすぐ裏手から適温で湧きでる源泉をそのままの状態で完全かけ流しなのです
湯治場としても利用されていた所で効能はお墨付き
そしてかなちゅうはなんと、貸し切りでした
新館で、まだ新しいそうです。
たしかに、畳はまだ柔らかく匂いもするしお風呂も桧の香りが~
アハーーーーーーーーーーーーーーーッ
かけながれてるーーーーーーーーーーーーーーーっ
露天へ続く通路は・・・
ダハーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ
なんとなく丸見えーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ
そしてその先にたどり着いた露天風呂は・・・
あかーーーーーーーーーーーーんっ
the 秘湯過ぎるやろーーーーーーーーーーーーーーっ
めっちゃ興奮しました。
料金は1h500円で、それ以上だと1000円となりますと言われ、500円払いましたが、これで500円は安すぎるーーーーーーーーーーーっ
それをひとりで貸切・・・
お湯もナトリウム炭酸水素塩泉でたしかに口に当たると塩の味がします。
でもトロトロでツルツルで・・・
とにかくかなちゅうのお気に入り温泉の3本指に入りました
おめでとうございますっ
そして素敵な温泉、ありがとうございましたっ
外はあいにくのザーザー降りで本当にラッキーだった。
何もかもがうまく行ってる。
おまけに眠くない・・・
帰りは、屏風山でトイレ休憩しただけで、夕方16:30には岐阜に帰ってきました
父の日とおとうさんの誕生日がかなちゅうと同じ6月だったのでお酒を長野で購入し、渡してきました
最高のソロ登山。
そして、6月も終わり。
雨が飾る程ふる山、雨飾山。
最後のバースデー登山、そして30歳になって最初の山。
とても良い思い出になりました