こんばんわぁ〜(・ω・)ノ

やっと2ピーク目に着いた鳳凰三山ブログ。
とうとう三部目突入。


どんも、ひっぱるかなちゅうです。
いや、むしろ書ききれん。


酸欠と熱中症になったかなちゅうはここから意識朦朧登山が始まる。
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しかしね、観音岳から薬師岳まではそんなに時間かかりません。
しかも、途中で出会ったお兄さんの言ってた通り、アップダウンが非常に少ないため、鳳凰三山では唯一休める歩行かと思う(´・_・`)
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気持ちのいい稜線歩きとは正にこのこと。
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隣には南アルプスがずーっとついてきてくれる。
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北岳はやはり怖いなぁと思える。
しかし、憧れの山。
今年、行きたいな。
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しっかりここで呼吸と心拍を整えながら歩く。
風も抜けて気持ちがいい。
きっと日帰りでなければもっとノロノロと歩き、止まっては歩きを繰り返すのだろう。


そんなこと、しとれんっ(´・_・`)!!
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気持ち良い稜線歩きはアッという間。
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薬師岳に到着です
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スタートから約9h。
本当によく歩いた。

しかし!


降りなかんっ!!!



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下山道はスプレーしてある。
でも基本わかりにくい。

ここで15分程休んだら、13:30下山開始です。
朝4:30登山開始してから、下山に至るまで9時間。
人生初の行動タイム。しかしまだくだらなければならない。
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下山に使った中道はまだ雪が残ってるが、軽アイゼンは不要です。
雪が腐っててハマったり滑ったり。
でも、さすがに足に力が入らなくなってきた…
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休憩を取るも道のりは長い。
そして、下山も急(笑)
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自然と涙がこぼれてきた。
そして、弱音もポロポロ出る…
辛かった…
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薮になった。
休みたいのは山々なのだが、以前にマダニにやられた関係で薮は恐怖。
一刻も早く抜けたい。
なのに、しばらく続く…
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休憩をとりながら、この薮では歩いてきたオベリスクを眺めることができる。
振り返ると涙が止まらなかった…

「よくあそこまで行ったなぁ…」

目印となる壊れた小屋に到着。
ここからあと35分で着ける…
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靴があわないので、擦れて足の裏がビロビロになってるのを感覚で悟る。
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と、思ったが、予定外の増水のため、次の青木橋を渡って下さいと書いてあった…2014-06-14-16-35-20
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あるけど歩けど着かない青木鉱泉に、また涙が出てくる。
足が棒になるとはこのことだ。
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巻道約30分程して17:30、青木鉱泉のPに帰ってこれましたぁ(o_o)
13h、本当にお疲れさまでした!
私はもう、ウゴケマセンっ!!

青木鉱泉にまだ入浴出来るか確認しokとのこと1000円払ってバスタイム♡
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貸切最高!
お湯もサラサラしてて、一日の汗や砂をキレイに落とした。
何日ぶりかにお風呂したみたいに、髪はきしんで体はベタベタやった(´・_・`)
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外からも丸見えなすこし解放的なお風呂でした(笑)

日の入りに帰ってこれるか心配したけど、無事ヘッデンを下山に使用することなく帰れました!

ここからゆっくり岐阜に帰りますが、かなちゅうは疲れ過ぎて全く眠くない。
しかし異常な寒気がかなちゅうを襲う

下界順応は八ヶ岳SAの八ヶ岳開花丼!
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食べ切れず…


朝4時、自宅に無事着きました。


■鳳凰三山は、南アルプス入門編と言われ、手軽に楽しめると思われがちだが今回のドンドコ沢ルートはオススメしないかも。
夜叉神峠からドンドコ沢に抜けるルートはよく初心者コースで案内されてるしそちらの方が地蔵岳のキツイ砂場の急登を行かなくても良いので割とましかな。

山小屋泊をオススメします。
雑誌等も山小屋泊をオススメしてます。
日本第二位の高峰北岳の眺めは最高!

もう一度、今度はのんびり来たいなぁと思った素敵な山。

少し早めでしたが、最高のバースデー登山になりました